市場規模の比較

前回は賃貸物件の原状回復事業の市場規模に
ついて書きました。

僕の推測値?として首都圏
(東京・神奈川・埼玉・千葉)で約2,000億円
程度の市場規模があるのでは?という結論に
至りましたね。

また、もう1つのデータとして、
賃貸リフォーム市場が1.3兆円の市場規模があり、
今後2020年には1.7兆円まで拡大すると
いう話を聞いたということも書きました。

賃貸リフォームという定義がどこまでのもの
かがはっきりしないので一概には言えませんが、
日本全国で1.3兆円で、首都圏が2,000億円だと
約15%。

だいたい良い線の様な気がします。

さて、では今度は別の視点から原状回復工事の
市場規模について考えてみましょう。

1.3兆円の市場規模というのはどの程度の大きさ
なのか?

他の市場と比較をしてみたいと思います。

市場規模マップという面白いサイトを見つけ
ました。
http://visualizing.info/cr/msmy/

日本においては自動車産業が一番大きな市場で、
その規模は55.4兆円もあるんですね。

次いで建設業が44.9兆円。

その次が生保の38.1兆円と続きます。

では、このマップの中から1.3兆円の規模が
ある市場を探してみることにしましょう。

宅配便市場が2兆円。まだ大きいですね。

出版業界で1.7兆円。
旅館は1.4兆円。
バスも1.4兆円。

もう少しです。

ありましたよ!1.3兆円!!

データセンター
靴・履き物
太陽光発電システム
郵便物

このあたりがずばり1.3兆円市場規模の業界
なんですね。

では次に、それぞれの市場におけるシェア
上位の企業を見て行きましょう。

まずはデータセンター。

日本IBM
NTTデータ
富士通
日立製作所
日本電気(NEC)

などなど、そうそうたる大企業が名を連ねています。

靴・履き物はどうでしょう?
靴小売りの売上高で比較すると

ABCマート 約1,200億円
チヨダ   約1,100億円

など、1,000億円企業が続きます。

太陽光発電システムは?
シャープ
京セラ
三洋電機
三菱電機

など、こちらも大企業が上位を独占しています。

最後に郵便事業。
これは「郵便事業」なので日本郵便株式会社の
1社独占です。

他を見てもらっても概ねそうなのですが、
1兆円を超えるような規模の市場においては、
シェアをある程度押さえる大きな会社がある
場合が殆どです。

このマップをざっと見てシェアの高い企業の名前
が思い浮かばないのなんて風俗産業くらいです。

では、ここであなたに質問です。

賃貸物件の原状回復事業で一番シェアの大きい
会社ってどこだと思いますか?

そこの会社の売上規模ってどのくらいでしょう?

おそらく、
答えられる人はいないのではないでしょうか?

この答え、僕も分からないです・・・。

たぶん、そうだろうなぁと思う会社があるには
あるのですが、絶対とは言い切れません。

ちなみに、
僕が思うその会社の売上は50億程度です。

そう、
わずか50億。

1.3兆円の0.5%にも満たない会社がシェアトップ
にいるわけです。

1兆円を超えるような市場規模がありながら、
シェアトップの会社ですら50億程度の売上
しかない業界。

こんな業界、そうはありません。

そして、我々のような小さな会社や個人が
参入して成功する確率が高いのはズバリ
こういう市場なんです。

超狙い目です。

なぜか?
それは強いライバルがいないからです。
ライバルが弱い、ゆるいからです。

ちょっと戦略を持って参入すれば、個人からの
スタートでも、売上1億円が簡単に達成できる
業界なんです。

他の1億円規模の以上ではそうはいきませんよ。

初期投資も掛からず
集客費用も安く
リピート性があり
景気の波に左右されにくく
未経験者でも比較的容易に参入できる

それが賃貸物件の原状回復事業なんです。

だから、高校中退の僕でも全くの未経験から
参入して3年で売上1億円、年収1,000万円を
達成することが出来たのです。

これから1.7兆円まで伸びる事が予想されている
というのも魅力的です。

どうですか?

あなたも原状回復事業に参入してみませんか?