市場規模

今日は市場規模のお話です。

賃貸物件の原状回復事業の市場規模
はいったいどれくらいなのか?

僕も色々とデータを調べてみるの
ですが、どんぴしゃのデータが
なかなか見つかりません。

そこで、自分なりに調べられるデータ
から検証をしてみました。

とりあえず今回は

首都圏(東京・埼玉・神奈川・千葉)
における原状回復事業の市場規模の
検証です。

まずは世帯数。

首都圏の世帯数は1,420万世帯という
データを見つけました。

次に持ち家比率。

首都圏における持ち家比率は55%位
というデータも見つけました。

と言うことは、
45%の世帯は賃貸世帯ということに
なりますね。

この2つのデータから、
全世帯数1,420万世帯のうちの
45%、639万世帯が賃貸世帯と
いうことになります。

次のパラメーターは
平均居住年数です。

これも様々なデータがweb上にあるの
ですが、どんぴしゃな数字はありません。

このあたりのページ
http://www.garbagenews.net/archives/1047535.html
から見ても、4年くらいと見て
良いのではないかと思います。

平均居住年数が4年ということは、
(平均すれば)4年に1回原状回復工事
が発生するという計算になります。

ということは、毎年発生する工事の量
は全賃貸世帯数の1/4(25%)に
なりますね。

ここまでのデータから、
639万世帯のうちの25%
約160万世帯が毎年原状回復工事を
行っているという事になります。

最後のパラメーターは1物件あたりの
工事単価です。

さすがにこのデータは
見つけられませんでした。

ですので、弊社が今まで行ってきた
原状回復工事、約20,000件ほどの
平均値で出してみたいと思います。

原状回復工事は入居期間が短い
1ルームなどだと、クリーニングのみで
16,000円程度で済むものから、
長期間住んだファミリータイプの
もののように50万円以上掛かるもの
まで、幅広い工事内容がありますが、
これらを平均すると約12~3万円
というのが、実際に原状回復を
やっている我々が出した数字に
なります。

1年間に、
1物件あたり13万円の工事が
160万件発生する。

首都圏における
賃貸物件の原状回復事業の市場規模
は約2,000億円程度と試算できるわけです。

と、ここまでやっておいて・・・

実はつい最近、賃貸リフォーム市場
における市場規模のお話を聞く機会が
ありました。

この場合の「賃貸リフォーム」というのが
どこまでを含むのかがはっきりしないの
ですが、その時の話では、全国の賃貸
リフォーム市場は現在1.3兆円で、今後
7年間(2020年には)1.6兆円まで増える
との話でした。

原状回復市場は成長市場であるという
事が言えるのだと思います。

さて、今度は少し違う角度から
原状回復の市場規模の話をしたいと
思うのですが、これはまた次回にしたいと
思います。